無残にもアスファルトにたたきつけられた、「かとんぼくん」。150m上空まで上げて写真を撮ってましたので、下まで降ろすことができませんでした。モーターの一つが不調で、バランスを崩し、何とか30mまで降ろしましたが、だめでした。
いつかはこうなるだろうと、、、
Parrotのこれまでの対応
落下事故は必然の出来事です。ドローンは精密機械。少なくとも、年1回はメンテナンスすべきです。Parrotへ問い合わせたところ、初期不良以外は、メンテナンスも修理も対応しないそうです。現時点(2021年7月)でも変わりません。個人用ドローンはほぼ撤退し、企業向けドローンにシフトするようです。機体の種類ごとに修理してくれる会社はあるそうですが。
Parrotは購入後は技術サポートはしてくれず、修理用キットがあるだけです。ユーザー自身でメンテナンスするのでしょうか。(できる人いるのでしょうか)
幸い、今回の破損は、物理的破損で、アプリには異常は見られず、モーターもジンバルも正常です。「Take Off」の表示が出ます。足一本の修理で済みそうです。
自身の対応とまた問題が発生
「Parrot anafi 修理工房」てあるそうですが、脚、一つだけなら、今後のことも考えて、修理できるようになればと思い、自身で修理することにしました。そして、いろいろと問題が出て気いました。
脚一つだけなのに、このキットを購入しなければなりません。しかも、国内では手に入らない。マイナーチェンジをして、脚はモーターと一体化した用です。購入店を通して、問い合わせてみましたが、「購入できますが、お取り寄せはいたしません。」という対応。売る気はないようです。自身で修理を決めたのは、撮影用ドローンは一つしか持っておらず、もう一台購入を検討していたところでしたので、修理工房に出すと1月以上かかるようで、スマホなども初期不良で送った時も、1か月以上、帰ってこない経験もあります。
現在はこのキットに代わってます。ANAFI Thermal専用です。anafiも単体はまだ購入できますが、旧形状になりますのでご注意を。購入当初から、anafiのサポートアイテムをそろえるのに苦労しましたが(自身で海外取り寄せもしました。)、メンテナンスもユーザー自身に求める姿勢は納得できません。
結局、脚、すべて取り換えることにしましたが、一抹の不安は残ります。
修理開始
Bepopの修理パーツは豊富にありましたが、anafiを発売してからは、DJIに押されて、企業向けにシフトしていったのでしょう。やむを得ず、モーター+脚のセットを購入し、交換です。修理動画がありますが、これを参考にするしかありませんが、肝心なところが抜けており、とても分かりずらいです。
開けてみたら、スマホのようですね。
付けてる途中で、よく見たら、脚のヒンジが曲がってました。これも交換です。自身で修理する人なんかほとんどいないと思いますので、その過程は省きますが以下の動画で詳しく説明してます。
組み立て後
3時間ぐらいで、脚の取り換えは完了です。バッテリーを付けて電源を入れてみます。
初動チェックプログラムは動くようですが、途中で止まってしまいます。カメラジンバルも動きません。懸念されていた、一抹の不安が当たりました。考えられるのは、単純にマザーボードまで電源が流れない物理的要因。マザーボードのレビジョンの違いで、新しいパーツを認識しない。後者の場合だと、SDKなどの開発キットが必要になってきますので、個人ではどうしようもありません。
今後の対応
Parrot社は個人向けドローンからは撤退してます。協力会社を通して、企業向けにシフトしてますし、軍事用にも対応してます。自分自身も自ら修理に挑戦しましたので、やることはやったという感じです。これ以上お金をかけて修理に出したとしても、十分なサポートを受けられないのなら、Parrotのドローンはあきらめざるを得ません。
Mavic mini
Mavic Air2がAir2sとなり、かなりカメラが強化されて発売されましたので、検討しましたが、まずはこれを購入。59800円のコンボをAmazonのタイムセールとお金のいろいろな知識を活用して、実質、28000円で購入。(何も悪いことはしてません)お金に関して、学んでいけばたどり着ける境地です。mini2だと、頑張っても2割引きくらいでしょうか。
サイトの趣旨と異なりますので、ここでは説明は割愛させていただきます。Mavic miniについては、改めて。。
わずか、2年でしたが、あちこちと一緒の旅をした「かとんぼくん」をここにとどめておきます。次の「かとんぼくん(仮)」が来る日まで。