ひまわりの種が大量にできて困ってしまったので、山での非常食になるか栄養効果を調べて見た。

元気に育つひまわり

にょきにょきと伸びてきたヒマワリたち。

 このころには、お隣さんからやってきたナメクジさんたちに美味しくいただかれて、ほぼ全滅。しょうがないので、も一度、追い撒きして、ナメクジさんたちには、去っていただきました。ひまわりの芽は柔らかくて、食用にもなるのですね。(写真は大きくなります。)

なめくじを駆除する方法

 みかけたら、退治することができますが、活動時間は夜、乾燥に弱いため、隠れてます。一度発生すると、大量に卵を産むため、野菜やイチゴなど美味しいものは、みんな食べられてしまいます。そこでこれ

  

 こそこそと夜中に出てくる、ナメクジたちを誘いだし、美味しい餌をばらまき、おなか一杯になったところで、さようならです。後から効いてくるようなので、死骸は残らないようですけど、一匹だけ見かけました。余っても、自然に帰り、犬、猫などにも安全性は高いです。

ぞろぞろと集まってくるこっちよりかは、いいと思います。
 

元気に咲いたひまわり

去年は交配種だったので、種はできませんが、今年は、一輪咲の固定種

 大量に採れました。3輪でこれだけ、まだまだたくさんあります。こんなにも植えることはできないので、そういえば、リスさんや鳥たちが美味しそうに食べてますよね。餌として売ってますしね。食用油としても出回ってます。そこで調べてみました。

ひまわりの栄養価はとても高い。

 植物の種ってとても栄養価が高い、ヒマワリの種も同じく高栄養です。ミネラル、ビタミン、食物繊維、良質な脂質を多く含みます。生活習慣病の予防や改善効果、アンチエイジング効果もなど、良いとこだらけ、でも、高カロリーでもあります。100gあたり600kcalとピーナッツよりも高カロリー。ま、100gなんて日本人は食べないでしょうけど、1日に20粒ほどに抑えてください。

 では、どのような栄養成分があるでしょうか。ひまわりの種には、葉酸、ビタミンE、鉄分、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、マグネシウム、カルシウム、カリウム、トリプトファン、リノール酸など幅広い種類の栄養分が含まれています。詳しく見ていきます。

ヒマワリの種の効能

ヒマワリの効能は大きく分けて、「生活習慣病の予防・改善」、「高血圧予防」、「免疫力向上」、「アンチエイジング」があります。それぞれの成分と、その効能を紹介します。

100gあたりの含まれる栄養素です。

悪玉コレステロールを低下させ、血液サラサラになるる脂質・脂肪酸

 細胞膜や核酸、神経組織などの構成成分として重要な脂質は、水に溶けずにエーテルやクロロホルムなどといった有機溶媒に溶け、体を動かすためのエネルギー生み出します。

 動物性脂肪の肉やバターは、飽和脂肪酸は多く摂ると血液中のコレステロール値を高くしますが、ヒマワリにはリノール酸が含まれてますので、植物由来の不飽和脂肪酸は中性脂肪や悪玉コレステロールの値を下げ、血流改善の効果があり、動脈硬化や高血圧を予防することが出来ますので、生活習慣病の予防につながります。

カリウムやカルシウムで塩分を輩出し血圧降下

 カリウムは細胞の浸透圧を調整したり、水分を保持する役割。血中のナトリウムが増えると高血圧になりますので、ナトリウムを吸収するのを抑制する働きがあり、血圧降下作用がありますので、塩分を抑えることができます。

 一方、カルシウムの99%は骨や歯に貯蔵される「貯蔵カルシウム」で後は筋肉などの「機能カルシウム」おもに、骨は絶えず作られ、それに関与してるのがカルシウム、残りの機能カルシウムは筋肉や血液中に分布し、血液凝固、筋肉の収縮、神経の安定などの作用の他、血圧上昇を防ぐ役割をしてます。貯蔵できるのは35歳前後までで、若いうち、特に成長期はに積極的に摂取することが必要です。

葉酸やビタミンB群で免疫力向上

 葉酸はDNAやRNAなどの核酸やタンパク質の合成を促進し、赤血球を作ります。葉酸も水溶性のビタミンB群の一つであり、他のビタミンB6やビタミンB12とともに、代謝を促進しますので免疫力が向上します。

 神経伝達物質である「セトロニン」の原料となる「トリプトファン」と、セトロニンを作り出すのに必要なビタミンB6も豊富に含まれるため、睡眠障害やうつ病を予防・改善効果もあります。

抗酸化作用でアンチエイジング

 ビタミンEは酸化防止作用があり、体内の脂質の酸化を防ぎます。また、紫外線や外的刺激から肌を守り、血行促進作用があり、皮膚の新陳代謝を高めるのでシミ・ソバカスにも効果があります。

栄養価が高い植物の種

 人口が増え、食料危機が訪れると、昆虫を食べることになるといわれてますが、昆虫には寄生虫などがおり、不用意に口にして、死に至る例が見られます。

 一方、植物の種は、農薬の少ない環境で育てれば、栄養効果が高い、補完食料となります。カボチャの種、松の実、アーモンド、くるみ、ヒマワリなど適した環境であれば、庭先でも育てることができますので、お庭のある家は、植えてみるのもいいかもしれません。 また、ネットなど1kg単位で安く手に入ります。

おいしく栄養を摂取できるフルーツグラノーラ

 フルグラは栄養価の高いオーツ麦を手軽に摂取できるようにドライフルーツやナッツを加え、オーブンで焼き上げたものです。食物繊維、鉄分、カルシウム、亜鉛、カリウム、ビタミン群、葉酸など、バランスよく含まれてます。そして、牛乳を加えることでさらに栄養効果が高まります。(写真は大きくなります)

 ただ、食べやすくするために、甘味料が多く混ぜ合わされており、表示されている、フルグラ50gに牛乳200mlでは367kcalなので、美味しいからと言って食べ過ぎには注意が必要です。毎日食べてますけど、成分表を見たら、60%が糖質なんだよなぁ。(参考、ごはん1杯、150gでは糖質53.4gです。)

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