近年、鉱山や炭鉱の遺産は、自治体や後継の会社が保存に向けての動きがあり、一つの観光の目玉となっているものとなってます。しかし、山奥にひっそりとたたずんでいるものもあります。廃坑間もないものは、管理会社ができ、保全、もしくは解体のため周辺環境は維持されます。
しかし、炭鉱もとより、鉱山は戦時中に資源を戦争に向けるため、金や銀より戦争に遂行なものにを優先されたために、鉱山は相次いで縮小または廃止したため、廃鉱より月日がたっており、中には当時の林道も、廃道の傾向にあり、容易に車で行くことができません。
古い地図と現在の地図を照らし合わせての探索が多くなりますので、必要となってくるのがGPSを搭載したGPSハンドヘルドデバイスです。 地図と違って簡単に現在の自分のいる位置がわかりますので、効率の良い探索も可能となっております。
いろいろ検討しましたが、持ちやすさ、タッチ式ではないボタンタイプの「GPSMAP 64s」を購入いたしました。
概要
GARMINGのシリーズでGPSのアンテナが大きなのが特徴で、最もタフな形をしてます。このアンテナは本体の向きに関係なく感度も良く、GPSをとらえ続けます。
「Oregon」シリーズや「eTrex」のタッチ式と違って、左右にボタンが並び、登山などの過酷な環境で、グローブをつけていても動作可能です。 62シリーズではカメラが内蔵されてますが、この機種は廃止しております。しかし、この後継機種の64scJでは、800万画素のカメラの内臓が加えられております。
GPS関連はアメリカのGPS測位システム、日本のみちびき、ロシアのGLONASSに対応しており、補足する衛星は高い測位が可能です。
そして、Bluetoothを搭載しスマートフォンと接続でき、ネット環境があればこの機体で電話やメールの着信の通知機能もあります。
地図
日本の正規販売では、「MicroSD版 日本登山地形図(TOPO10MPlusV3)」がついており。昭文社の「山と高原地図」を元に、国土地理院の2万5千分の1地形図を追加収録されてます。
国内正規販売は64sJですが、私が購入した64sは海外の64sに日本国内で使用できるように、設定され、ボタンも日本語表示です。
そして、搭載されている地図も、都市地図と2万5千分の1の山岳地図が搭載され、不自由なく使えます。本体で日本語入力できませんが、Germin BaseCampをつかえばPC上で編集し、本体に送ることができます。 私はカシミールのソフトで編集してます。
機能
基本となるメニューを中心に、ここからすべての機能へアクセスできます。
地図ページ、軌跡管理、コンパスページ、高度ページ、トリップコンピューター、Bluetooth 設定、があり、別売りのカメラ(VIRB)をリモートで操作もできます。
付属品
私が購入したのは、海外仕様の64s。これをベースに国内向けに日本語設定されたもの。
ちたみに、海外販売の製品でも、個人で日本語仕様に変更することができますので、費用をかけずに済むこともできます。
サポートも販売代理店が行っており、購入後、代理店へメールで登録でき、メール送信後1時間もせずに登録メールが送られてきました。
本体、USBケーブル、カラビナクリップ、英語説明書、そして代理店が入れてくれたと思われる、amazonの単三電池。
日本語説明書は、代理店が作成したもので、スタートガイド、日本語説明書、データー活用ガイドブックとなっており、日本語説明書はこれがあればすべての機能を使いこなせるようになっている優れものです。
販売サイト検索
Amazonのサイトにて日本語対応した64sを購入することができます。
比較検討した商品
GARMIN GPSMAP64scJ+日本登山地形図TOPO10M Plus V4 キャンペーン版
GARMIN(ガーミン) 登山 ハンディGPS eTrex30xJ
eTrexシリーズの上位機種です。ディスプレーも大きく、独自機能として、斜めに持った時でも正確な方角を示す3軸コンパスと、きめ細かな気圧変化を見逃さない気圧高度計の2つのセンサーが搭載されています。
ハードな登山はもちろん、各種オプションも用意され、バックパック、自転車、オートバイ、自動車や船舶など、あらゆる用途に応じた利用ができます。
amazonではお得な、海外版を日本語対応にした「Garmin eTrex 30x 日本語仕様 city+山岳詳細地図」が販売されてます。
仕様
GPSMAP64SJとほぼ同様の仕様となっております。
GPSMAP64s 本体仕様 | |
本体サイズ: | 高さ16cm x 幅6.1cm x 厚み3.6cm |
ディスプレイ: | 2.6インチ(55 × 36mm) |
解像度: | 160 x 240 ピクセル |
ディスプレイタイプ: | 半透過型カラーTFT |
重量: | 215g(バッテリー含む) |
使用電池: | 充電式ニッケル水素バッテリーパック(同梱)または単3電池2本(別売)/ニッケル水素/リチウム電池を推奨 |
稼働時間: | 約16時間 |
防水性能: | 日常生活防水(IPX7) |
受信度: | 高感度GPSチップ採用 |
衛星測位: | GPS、みちびき(補完信号)、GLONASS対応 |
アンテナ: | クアッドへリックスアンテナ |
インターフェース: | 高速USBとNMEA 0183互換 |
カメラ: | あり(8メガピクセル、オートフォーカス、自動ジオタギング付き) |
気圧高度計: | 高度及び気圧を表示 |
電子コンパス: | 三軸コンパス |
ユニット間ワイヤレス通信: | 可能 |
地図とメモリー | |
ベースマップ: | city+山岳詳細地図 |
オプション地図: | 別売の地図製品使用可 |
内蔵メモリ: | 4GB |
対応データカード: | microSD™カード(別売) |
カスタムPOI: | |
ポイント: | 約5000ポイント |
ルート: | 200ルート (経由地 直行:250、ルート探索:50) |
軌跡ログ: | 10,000ポイント / 200本保存可能 |
アウトドア機能 | |
ルート: | 逆転可能な200本(1本あたりの最大経由地数は直行:250ヶ所、経路探索:50ヶ所)のルートが登録可能。 |
ウェイポイントとアイコン: | 約2000ヶ所のウェイポイントがアイコンと共に登録可能。 |
トラック: | 内蔵メモリには10000ポイントを自動的に記録し、それを別途200本まで保存する事が可能。microSDには容量が続く限りの軌跡が取得可能。 |
トリップコンピュータ: | 現在速度、平均速度、最高速度、トリップタイマーや区間距離など、合計42種類の情報が表示可能。(データ種類数や内容はバージョンにより異なる場合があります) |
アラーム: | 目覚まし時計以外にも、アンカードラッグ(停泊中に錨が引きずられる)アラームや、到着や出発、コースを外れた場合など、アラーム鳴動によりお知らせします。 |
カレンダー: | 内蔵カレンダーで日の出日の入り、月の出入りなどを表示します。 |
測地系: | 100種類以上の測地系とユーザー独自の測地系に対応します。(初期設定は世界測地系WGS84です) |
位置フォーマット: | 緯度経度は日本では一般的な、度・分・秒の他、 UTM/UPS Maidenhead MGRS Loran TDs など、各種設定に対応しています。 |
その他機能 | |
GarminConnectMoble: | 無線通信機能を持つ機器間で、ポイント・ルート・軌跡・ジオキャッシュなどの各データを無線通信で送受信可能。 |
BaseCampMoble: | スマートフォンアプリ。Bluetooth接続すると取得したデータをスマートフォンの地図上で確認可能。 |
Bluetooth: | スマートフォンとBluetooth接続してGarminConnect mobileやBaseCamp mobileとデータ送受信。¹ |
通知機能: | BLEと接続することでスマートフォンに届いたアプリの新着情報などをGPSMAP64sc Jにも通知。 |
対応アクセサリー: | 心拍計、VIRB-J、温度計、ジオキャッシュビーコン、スピードケイデンスセンサー(ケイデンスのみ計測可) |