何度も噴火を繰り返した、駒ヶ岳。近年でも、数年おきに小規模な噴火を繰り返し、予断が許しません。ここ最近は小康状態が続いており、警戒レベル1の条件で馬の背まで入山が許可されてます。
登山口
6合目まで車で行くことができ、馬の背まで2km、約1時間のハイキングコースがあります。それ以上は一般人は入山規制されており、剣が峰は登山禁止となってます。(入山規制は賛否両論あり。)
登山ポスト
古いながらも、大きなトイレが設置され、登山ポストは、投函式となってます。火山の警戒レベルが2になると登山道は閉鎖され、拡声器で下山を呼びかけられます。必ず記入いたしましょう。
馬の背
登山道をまっすく登ると、馬の背に到着。火山警戒レベル1の段階で、ここまで入山が許可されてます。山の所々には、観測機器を見ることができます。
何度も噴火が繰り返され、植物類の植生は進んでおりません、イワギキョウやシラタマノキなどの高山植物が見られますが、高度300m以上はマツ類は数えるほどしか生えてません。
火口
馬の背からさらに道路跡を進むと、やや離れたところに見られる、昭和4年大火口。駒ヶ岳の噴火は予兆が見られず、突然噴火しますので、予断ができません。
小さな亀裂も見られます。
PeakHunt
富士山のような1700mほどの円錐型だった駒ヶ岳は、江戸時代の大規模な噴火により、外輪山を形成する山と変わりました。同時期に有珠山や樽前山なども火山が活発で、道南の生活環境も悪化し、シャクシャインの乱の一因となったとも言われてます。
剣が峰
今回、目指すのは、剣が峰。4つのピークがあり、登頂には難関が予想されます。ピークの下を巻くように登山道があり、ぐるっと回ることができます。ピーク下からはロープが設置され、岩登りの経験者レベルの人は難しくなく登れるようになってます。
四峰からアタック
これ、普通の登山道なんですよね。30mほどロープを利用して登ります。
このような山頂標識があります。
四峰から、Ⅰ~Ⅲ峰を望む。絶対Ⅰ峰は登ろうと思いませんよね。
三峰とそこからの光景。すぐだったので、登りました。バックパックをデポしたので、四峰の下へ戻ります。
第一峰へ挑戦。
ロープが設置されてましたが、多くの人が利用してますので、当たりを引く場合(年数がたってますので、抜けます。引いて確かめてから登ってください。)がありますので、岩伝いに登りました。
山頂標識、ありました、やばそうな場所にありましたので、触らずに、恐らくこの裏に第Ⅰ峰の表示もあるのでしょう。降りるのも、岩伝いの方が安全です。
動画
地図
駒ヶ岳は入山規制があり、非常に危険です。規制区域に立ち入らないように勧告されてます。安全の確保が求められます。